クリスマススペシャル ーMayaでクリスマスカード送ろう!ー
2013/12/24
Tag: maya,viewport2.0,x'mas
お久しぶりです。ソルです。
今日は皆さんご存知の通り12月24日、クリスマスですね。
皆さん暖かいクリスマスを過ごしてますか?
「そもそも日本はクリスチャン国家じゃないんだからクリスマスなんか関係ない!ぶーぶー」とかいってるのではないでしょうか?
今回はそんなあなたのための記事は
クリスマススペシャル ー Mayaでクリスマスカードを送ろう! ー
です。(あまりTechTalkではないですが・・)
今回の記事はMayaでクリスマスカードを作り社内の女子社員に送る、
そして、Maya2014になってさらにパワーアップしたViewport 2.0を活用した「リアルタイムレンダ」でっていう企画です。
(実は今回の記事に関しては「彼女ができるスクリプトを書いてくれ!」などのリクエストもありましたが・・・)
注意: この記事に書かれているアトリビュートなど設定は自分が作業してた時のデータをそのまま記録しているものです。
スケールや配置の違いなどにより結果は変わるので、あくまでも参考レベルで見ていただけるとうれしいです。
それでは早速カードの背景からいきます。
地面オブジェクトには以下のようにFractalをBumpとして使用しました。
そしてRampテクスチャを使い夜空を表現してみました。
Viewport2.0でレンダしてみると
プレーン2枚で背景ができました!
よし、これからはこの様な物のことを「マットペイント」って呼ぶことにします。
後は雪を降らしてみましょう。
雪の「マットペイント」を作ります。
地面に近い所ははっきり見えなくするためにRampを以下の様に設定しています。
これで雪の「マットペイント」ができました。
このプレーンを何枚か複製して配置して、
カメラを通して確認するとこんな感じになりました。
若干の空気感と奥行き感をいれましょう。
雪の「マットペイント」のシェーダに以下の用にNoiseを加えています。さらにNoiseの色は遠いプレーンほど暗くして元の色にMultiplyします。
それでは、次は木を用意します。
このモデルはL-systemを利用した簡単なスクリプトで作成しました。
本来はこの部分の話も詳しく説明しなければいけない所ですが、今回準備が間に合わなかったため次回にさせて頂きたいと思います。
申し訳ございませんが今回は各自用意をお願いします。 🙁
木を複製してシーンに配置しました。
そしてここにライトを加えますと、
こんな感じになりました。
ここにViewport2.0のScreen-space Ambient Occulusionを使ってみました。
割といい感じにやってくれました。次はAnti-aliasingを使ってみます。
お!これもいい感じに!・・・何故かHeadUpDisplayまでアンチをかけてくれますね(笑)
それではここで他のViewPortとの比較です。
– Default Quality Rendering
– Viewport 2.0
– Maya software Render
Viewport 2.0はSoftewareレンダに結構近い結果を出してくれますね。
そして最後に雪が降るアニメーションを作ります。
NoiseノードのPlace2dTextureノードのOffsetにキーアニメーションを入れれば出来上がりです!
じゃあ、このシーンファイルにメッセージを書き込み(Create -> Textから)相手に再生してもらえるだけと思ったら・・・
これじゃリアルタイムがリアルタイムじゃなくなっちゃう!
仕方ない・・・こうなったらブラストで行くんだ!(Viewport2.0を使った意味が・・・)
完成品はこんな感じです。(なんか妙にさびしい感じもしますが・・・)
2013年も後わずかですね。良い一年になりましたか?
新年はもっとパワーアップしたDFTalkでまたお会いできるように頑張ります(って勝手に記事のハードルを上げたり)
みなさん、それでは良いクリスマスを!
Merry Christmas and Happy New Year!
[…] こんにちは。前回の記事で次回はL-Systemの話しをするといいましたが、その次の記事で高山に先を取られ(おぼえとけ!)別のネタを準備するしかなかったソルです。 […]
Posted at 2014.07.7 12:05 by デジタル・フロンティア-Digital Frontier | DF TALK | とりあえずやってみました ShaderFX (上編)