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北米で公開されたCGアニメーション劇場用映画: 全作品リスト(1995-2017)

2018/5/7

CG部 海外事業開発担当の鈴木です。今回は趣向を変えて、
CGの市場について当社が行っている調査をご紹介します。
過去23年間(1995~2017年)に北米(アメリカ合衆国およびカナダ)
で劇場公開された、CGアニメーション映画全作品のデータを当社で
独自にまとめました。

まずは過去23年間の全体の数字です。

□ 公開された全作品数 164作品

□ 興行収入合計  19,915百万ドル (約2兆2千億円)

□ 興行成績1位  『ファインディング・ドリー』2016年6月17日公開
         (ピクサー/ディズニー)486百万ドル(約535億円)

最初のCGアニメーション作品はピクサーの初長編作品『トイストーリー』で
1995年11月22日公開。北米興行収入で約192億円、世界興行収入で約374億円をあげた
ヒット作となりました。その後、2017年末までで164作品のCGアニメーション作品が公開されています。

北米CGアニメーション映画 #1-#50
北米CGアニメーション映画全作品   #1-#50

北米CGアニメーション映画 #51-#100
北米CGアニメーション映画全作品  #51-#100

北米CGアニメーション映画 #101-#150
北米CGアニメーション映画全作品 #101-#150

北米CGアニメーション映画 #151-#164 および 総額
北米CGアニメーション映画全作品 #151-#164
作品あたりの平均興収は122億円以上、同じく平均公開館数は3100館以上です。

これをストップモーション・アニメーション作品と比較してみると、
こちらは平均興収約27億円 平均公開館数1700館程度となり、
CGアニメーション作品では大作傾向が非常に強いと考えることができます。

大作の中ではあまり目立ってはいませんが、
弊社制作の『APPLESEED』も2005年に米国で公開されています。
CGアニメーション映画としては史上初のR指定作品であり、
より斬新な表現を求める大人の観客にアピールした作品となりました。

次回は、CG映画の市場拡大の状況についてご紹介します。

※註:
1 本情報はBox Office Mojo / Variety / IMDBPro などのサイトで公開された情報をもとに
  当社が修正を加え、邦題などを追加したものです。
2 上記のデーターベースに情報が反映されていない、映画祭での上映・短期イベント上映についてはカバーしていません。
3 2017年末に公開され現在公開中の作品の興行収入は確定していません。2018年3月31日現在のデータを使用しています。
4 為替レートは年度にかかわらず便宜的に1ドル=110円としました。(参考:上記23年間の平均は113.61円)

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