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nCloth の Local Space OutPut の使用例

2013/10/8

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どうも、こんにちは。TDチームの石田(@1null4null)です。

nClothの設定にはLocal Space Output と World Space Outputの両方があります。
nMesh > Create nCloth オプション > Local Space Output  or  World Space Output  が選べます。
Local Space Outputの使用例を説明したいと思います。
まずは、Local Space Outputってなに?ってところから説明します。

Mayaユーザーガイドから引用:

ローカル空間出力(Local Space Output)を選択すると、作成する nCloth の入力メッシュと出力メッシュの両方が Maya Nucleus ソルバの作用を受け、同じトランスフォーム ノードを共有します。
また、nCloth の入力メッシュは常時、出力メッシュと連係して移動し、追従します。ローカル空間出力では、nCloth の動作は最も予測しやすく、目的どおりの動作を実現できます。

なにを言っているのでしょう…??
理解すると何を言っているのかわかるのですが理解出来ないとまったくわかりません。

しばらく文章を考えましたが見て貰った方が早そう、と言う事でworldとlocalにまったく同じ仕込みをしたGIFアニメを作りました。

■解説

左側がLocal Space Output、右側がWorld Space Outputです。
worldとlocalのジョイントにアニメーションをしています。
それぞれにコンストレインを作り頂点を止めジョイントに子付します。
clothObjも同様に子付しています。
シミュレーションをするとworldのclothがダブルトランスフォームしちゃいます。

もちろんclothObjを子供にさせなければどちらとも変わりは無い(少しありますが長くなるので省きます^^)のですが、例えばアニメーションのちょっとした変更があった時どちらが編集に便利だと思いますか?
「途中のフレームだけtranslate移動してrotateもちょいと編集したいんですけど~…、、」
なんて来たらworldに置かれていた場合は頑張ってtransformNodeで調整するか、シミュレーションのやり直しですね。
と言うかシミュレーションの後にアニメーション変更とか鬼畜ですから!!

worldでの編集の場合:
pivotがworldに置かれているので編集がしにくい。

localでの編集の場合:
シミュレーションにしっかりpivotが付いて来ているので編集しやすい。

旗を例に説明

これが出来るとどんなメリットがあるか具体例を出して説明したいと思います。

旗をnClothで揺らしてみたいと思います。階層は図の通りです。
青はLocal Space、赤はWorld Space です。※図では見やすいようにworld旗(赤)をずらしています。
ポールにそれぞれnConstraintをしています。(nConstraint > point to surface)
ポールを動かせば旗が付いてくる仕組みになっています。
local旗の親階層(pole_cnst)にポールとペアレントコンストレインしています。
rotateを修正する簡単なコントローラーも入れています。
world旗には同じような仕込みをするとダブルトランスフォームが掛かるのでそのままです。

上図ではポールをアニメーションさせて風を設定しています。
world旗、local旗はまったく同じ結果になっています。
次ではcacheを出してアニメーションを編集してみました。

まずは旗の進む方向を変えます。

world旗はlocalではないのでもちろん付いてきません。
local旗の風の向きが変わってしまったので次に旗の向き自体を変えます。
local旗の上にあったctrlで向きを変えます。

簡単に修正できますね^^
world旗では簡単には修正できません。
今回であればそれほど修正はいりませんでしたがシミュレーションし直した方が結果的に早い場合もありますので状況に応じて判断してください。

応用でこの後にデフォーマーを仕込んで編集できたり、シミュレーション前に仕込みをしてシミュレーション時に役立つリグの追加も出来ます。
出来ますって書いてますけど弊社ではnClothは人気がないので試してません^^
Local Space Outputを利用しなくても仕込み次第で行けますがそれはまた別の機会にでも!!^^
Syflex、QualothもあるのでClothSimを三つ同時にかけてみたいかたは是非うちへ!!
以上で説明を終わります。

ではまた!!

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