株式会社デジタル・フロンティア-Digital Frontier

Header

Main

  • TOP
  • DF TALK
  • バグバグバグ・・・きい~~~~~~~

バグバグバグ・・・きい~~~~~~~

2012/2/27

Tag: ,,,,,,

お久しぶりです。新しいバイオハザードの制作で忙しい日々を送っているJです。
今回は弊社のメインツールであるMayaのバグの話をしたいと思います。

■Render関連
 弊社もLinear Work Flow(以下LWF)に本格的に乗り出すこととなり、2011で支援し始めた
 Color Profile関連の検証を行い、導入を検討しました。
 今までは擬似的にGammaを利用して作業してきたので2011を使用してみると若干明るいなと
 思いつつも今までやってきた方法も擬似的なものだから結果が違うのだろうと
 プロジェクトを進めました。大手の会社が間違うはずがないと。
 が、ある日オートデスクから懺悔の告白がありました。
 実は2011のColor Profile(sRGB変換部分)にはバグがあります…2012では解決しています…と。
 それで社内のあるプロジェクトとバイオハザードの質感担当の部署は大慌てで
 2012にバージョンアップを行い、作業もある程度やり直すことになりました。

 ですが、少し時間が経ってまた見つかったのがOpenEXRのImage compressionの[PXR24]が
 使用できないバグでした。
 LWFの利点を生かすためにはOpenEXRの導入は必要不可欠という判断を元に容量も
 かなり必要とするので2011で全てのImage compressionを比較してもっとも効率がいいのは
 [PXR24]という結論を出し、シーンもそのように設定しました。
 が、2012ではImage compressionを[PXR24]にしても[B44]に出される始末…。問い合わせしてみたら
 これはMentalRayのバグなので次のバージョン(2013)ではないと直らないとの返事でした。
 それでまた急遽Image compressionの設定をZIPに変更するように現場のデザイナに
 指示ことになりました。デザイナの目が怖いなと思った時期でもあります。
 皆さんも気をつけてください。

 ①Maya2011のColor Profile(sRGB変換部分)にはバグがあり、正しくレンダリングされない。2012では直っている。
 ②Maya2011では使用可能だったOpenEXRのImage compression[PXR24]は、2012では[B44]で出される。

 まあ、これらはLWFを行うことがなければ気にする問題ではないので他の方は大きなダメージを
 受けないバグだと思います。
 逆にLWFで作業している方はもう一度確認をしたほうがいいと思います。

■FBX関連
 ・Maya 2012-カスタムアトリビュートがこない
  2010や2011ではまったく問題なかったカスタムアトリビュートのImportですが、2012では
  何故かできなくなっています。弊社のワークフローはMBでアニメーションの作業を行い
  Mayaでそれを利用してカット作成をするようになっています。
  今回MB上でカスタムアトリビュートを導入して必要情報をMaya上で使用することを
  目論見ましたが見事に砕かれました。詳しく調べてなかった私のほうでも問題がありますが、
  驚きなのは2011で普通にサポートしているカスタムアトリビュートさえもこないのには
  涙を流すしかなかったです。3DSMAXのプラグインはそのカスタムアトリビュートをちゃんと読むんですよね…Mayaはスルーするのに…
  急遽MB上でテキストで必要情報出してMaya上ではそのテキストで再現するといった
  原始レベルで対応する方法しか取れませんでした。
  まあ、このバグもカスタムアトリビュートを使用しなければまったく問題ないバグです。

 ・MAX2012-システムを24FPSにしても何故か30FPSで読み込まれる
  ※これはバグなのか仕様なのか確認はしてないですが、個人的にはバグだと思って書いてます。
  わけあって3DSMAXのFBX関連のスクリプトを書くことになりましたが、また見事に
  やられました。手動でFBXファイルを読み込む分にはまったく問題がないのですが、
  スクリプトで自動化をたくらむと落とし穴が待っています。
  システムのFPSを24FPSに設定してもMAXScriptではFBXのデータを読み込むと見事に
  Rotationの情報だけが30FPSで読み込まれます。厄介なのがTranslationとScaleは24FPSで
  読み込まれるから間違いがわかりづらいことです。
  この問題はMAX単体での作業ではまったく問題ないですが、弊社のようにMayaがメインツールで
  エフェクトチームが3DSMAXを使用している状況では恐ろしい問題です。
  0.01度違いでもカメラから遠く離れたものは大きなずれになりますから。
  小規模のプロジェクトはFBXの読み込みを手動で行えばすむことなので問題ないですが、
  カットの数が多い大きなプロジェクトを頻繁に扱う弊社にとっては自動化を図る
  ワークフローではこれは大きな問題になりかねません。
  そもそもTranslationとScaleだけ24FPSでくるのはバグなのではと個人的には思いますが…
  唯一の解決策はFBXを読み込むときに24FPSでResamplingすることですが、データが
  増えることになります。キーがスタートとエンドの2個しか打たれてないのが全フレーム打たれることになるので。
  あ、それとFBXMAX2012のプラグインはカメラに関するバグもありますので最新版にバージョンアップしてください。
  Mayaからだした情報が正しくこないので。
  勿論、3DSMAX単体で手動で作業する分にはまったく問題ないバグです。

まったく問題のない(?)バグの話ばっかり書いて申し訳ないです。
次回はもっと面白くて為になる情報をもって皆さんにあいたいと思います。
次のMayaにはバグがなくなりますように…

Pocket

コメント

コメントはありません

コメントフォーム

コメントは承認制ですので、即時に反映されません。ご了承ください。

*